本多社長がホーチミン市技術師範大学および九龍大学を訪問
ホーチミン市技術師範大学(以下、HCMUTE)、株式会社エー・オー・シー(以下、AOC)、ホアビンミン人材株式会社(以下、ホアビンミン)は、2025年3月19日「協定書調印式」に出席し、協力合意書を締結しました。
本協定は、HCMUTEとパートナー企業の連携を強化し、特に質の高い人材の育成を目的とした長期的かつ持続可能な協力関係を築くことを目的としています。協議と意見交換を重ねた結果、HCMUTEにおいてAOC及びホアビンミンとの協力合意書を締結しました。この合意により、包括的なパートナーシップが確立され、今後さらなる発展が期待されます。
専門エンジニア人材の育成と送り出しに関する業務提携
HCMUTEとAOCは、専門エンジニア人材の育成と送り出しに関する業務提携協定を締結しました。ホアビンミンは、両者の橋渡し役として、人材紹介から生活サポートに至るまで一貫した支援を提供します。本協定は、日本とベトナムの相互発展に寄与する重要な取り組みとなります。
本多社長メッセージ
AOCは、「人材の成長こそが企業の発展につながる」と考えています。単なる人材派遣ではなく、スキルを身につけ、時代の変化に適応できるプロフェッショナルを育成することが重要です。未来を築くのは、技術ではなく、それを活用し新たな価値を生み出せる「人」です。AIやテクノロジーの進化により、「人の仕事が奪われるのでは?」という懸念もありますが、私たちは「人にしかできない仕事」は必ず存在すると確信しています。特に技術を持つ人材は今後さらに必要とされるでしょう。そのためAOCは、日本国内のみならず、海外の優秀な人材を育成し、グローバルに活躍できる環境を提供することを使命としています。
2020年に設立した技術者教育センター「ATC(AOCテクニカルセンター)」では、エンジニアの育成に力を入れてきました。今回のHCMUTEとの提携もその一環です。今後も学生の皆さんが日本や世界で活躍できるよう、実践的な教育や研修の機会を提供し、高度な技術を習得できる環境を整えていきます。本提携が、日本とベトナムの架け橋となり、より良い世界を創っていくことができると信じ、新たなチャンスと未来を生み出す第一歩となることを心から願っています。
九龍大学、日本でのエンジニア採用に向けた協力合意
エンジニア育成・採用に関する協力を強化
2025年3月18日、九龍大学はAOC及びホアビンミンと会談を行い、日本におけるエンジニア育成・採用の協力協定について意見交換を実施しました。
九龍大学は、機械工学技術、電気・電子工学技術、建設工学技術、自動車工学、農学、食品技術、植物保護、水産養殖、情報技術など、幅広い分野のエンジニアを育成しています。これまで卒業した多くのエンジニアが、高い知識とスキルを評価され、専門的な環境で活躍してきました。
こうした背景から、AOCの本多社長は、ホアビンミン人材株式会社を通じて九龍大学との協力を希望し、日本で活躍する優秀な人材の確保に向けたパートナーシップを築く意向を表明しました。当面の取り組みとして、AOCは九龍大学の学生が日本で短期インターンシップを定期的に実施できるよう支援し、将来のエンジニアが最新技術を学ぶ機会を提供します。
また、学生の専攻している学科に合わせた教育についても実現を目指し、話し合いを重ねていきます。
今回の協定は、単なる人材育成にとどまらず、日越両国の産業発展に寄与する重要な取り組みとなります。AOCは、これからもエンジニアの育成と国際的な人材交流を推進し、日本およびベトナムの技術発展に貢献していきます。